メルマガ開封率の平均は?20%が目安と上げ方を解説

自社のメルマガを配信していて、「この開封率って、良いの?悪いの?」と気になったことはないでしょうか。
メルマガの開封率の平均を検索する方の多くは、自分の数字を評価する「基準」がほしいと感じています。
この記事では、メルマガ開封率の平均はどのくらいなのか、なぜ「20%」や「40%」など数字がバラつくのか、そして開封率を上げる具体的な方法までを、順を追って整理していきます。
私は個人事業主・経営者向けのWeb集客ツールの提供や、クリエイターの集客支援に携わっており、メルマガの数字と日々向き合っています。
その現場感覚も交えながら、「平均値に振り回されず、自社の数字を伸ばす」ための考え方をお伝えします。
読み終える頃には、自社の開封率をどう評価し、次に何をすればいいかが見えているはずです。
先生、うちのメルマガの開封率って、そもそも何を基準に「良い・悪い」って判断すればいいんですか?
いい質問ですね。実は「平均値」よりも「過去の自分との比較」が大事なんです。この記事で、その判断ができるようになりますよ。

【結論】メルマガの開封率の平均は20%前後が目安です
先に結論からお伝えします。
一般的に、日本国内のメルマガの開封率の平均は「20%前後」が一つの目安とされることが多いです。
レンジで捉えるなら、おおむね15〜30%程度の範囲に収まるケースが多い、と考えておくと現実的です。
注意:この「20%」という数字には大きな注意点があります。それは、調査元・国・対象リストの種類によって数字が大きく変わるということです。
海外のツール提供会社の統計では、業界によって30〜40%台が示されることもありますし、逆に見込み客中心のリストでは10%を切ることも珍しくありません。
ですから、「20%」はあくまで大まかな目安と捉え、自社の数字が良いか悪いかは「過去の自分と比べてどうか」で判断するのが最も実用的です。
この記事では、その判断ができるようになるための材料を順番に解説していきます。
そもそもメルマガの開封率とは?(定義と計算式)
平均値を語る前に、そもそも「開封率」が何を指すのかを整理しておきましょう。
ここが曖昧なままだと、他社の数字と自社の数字を正しく比べられません。
開封率の計算式と正しい数え方
開封率は、次の計算式で求めます。
開封率(%)= 開封数 ÷ 到達数 × 100
ここで注意したいのは、分母が「配信数」ではなく「到達数」であることが多い点です。
到達数とは、配信したメールのうち、エラーで届かなかったものを除いて実際に相手のメールボックスに届いた数を指します。
計算の流れは、次のように整理できます。
- 配信数:送信したメールの総数
- 到達数:配信数 − 不達(エラー)数
- 開封数:到達したメールのうち開封された数
- 開封率:開封数 ÷ 到達数 × 100
ツールによっては分母を「配信数」で計算している場合もあります。
そのため、他社の数字と比べるときは「何を分母にしているか」を確認することが大切です。
補足:同じ人が同じメールを複数回開封しても1件として数える「ユニーク開封率」と、開封回数をすべて合算する「総開封率」があり、一般に語られるのはユニーク開封率です。

なぜ開封率が最初に見るべき重要指標なのか
メルマガの成果は、最終的にはクリックや購入・申し込みといった「行動」で測ります。
しかし、そもそもメールが開かれなければ、本文もリンクも読まれません。
つまり開封は、すべての成果の「入り口」にあたる指標です。
どんなに本文やオファーが優れていても、開封されなければゼロからのスタートになります。
だからこそ、まず開封率を確認し、「そもそも読まれているのか」を把握することが改善の第一歩になるのです。
メルマガ開封率の平均値と目安レンジ
ここでは、目安となる水準をもう少し具体的に整理します。
繰り返しになりますが、これらは「絶対的な正解」ではなく、自社の数字を眺めるための物差しとして使ってください。
一般的に語られる水準を、目安として表にまとめます。
| リストの種類 | 開封率の目安レンジ |
|---|---|
| 既存顧客・ファン中心 | 25〜40%程度 |
| 一般的なメルマガ(混在リスト) | 15〜25%程度 |
| 見込み客・新規リスト中心 | 5〜15%程度 |
| 長期間反応のない非アクティブ層 | 5%未満になることも |
※上記はあくまで一般的に語られる目安であり、業種・配信内容・計測方法によって変動します。
配信対象で変わる目安(既存顧客・見込み客・非アクティブ層)
同じ「開封率20%」でも、リストの中身によって意味はまったく変わります。
たとえば、すでにあなたのことをよく知っている既存顧客やファン中心のリストであれば、開封率は自然と高くなりやすいです。
一方で、まだ関係が浅い見込み客中心のリストは、開封率が低めに出るのが自然です。
ここで大切なのは、「自分のリストがどの層で構成されているか」を意識することです。
見込み客中心のリストで開封率10%だった場合、それは決して悪い数字とは言い切れません。
逆に、熱心なファン中心のリストで開封率15%なら、件名や配信頻度に改善余地があると考えられます。
なるほど…「20%」って数字だけ見て落ち込んでたけど、リストの中身とセットで考えないとダメなんですね。
その通りです。平均値を見るときは、必ず「自社のリストはどの種類か」とセットで考えてくださいね。
なぜ数字がバラつくのか?平均値の「母集団」を整理する
メルマガの開封率を調べていると、記事によって「平均20%」「平均約40%」など、数字が大きく違うことに戸惑う方が多いはずです。
これは、どちらかが間違っているのではなく、「何を集計した平均か」という母集団が違うために起こります。
ここを理解しておくと、他社の数字に振り回されなくなります。
主なバラつきの要因を、一覧で整理してみましょう。
| バラつきの要因 | 数字が変わる理由 |
|---|---|
| 調査元の違い | 日本の配信会社系の統計と、海外ツール系の統計では対象が異なる |
| 国・地域の違い | 海外の統計は日本の商習慣とメール利用状況が異なる |
| BtoB / BtoC の違い | ビジネス向けと消費者向けでメールの読まれ方が違う |
| リストの種類 | 既存顧客中心か、新規見込み客中心かで大きく差が出る |
| 計測方法 | 分母(配信数か到達数か)や開封の数え方が統一されていない |
このように、「平均開封率」という一つの言葉の裏には、まったく違う条件が隠れています。
だからこそ、他社の数字と単純比較するのではなく、「同じ条件の自社データを、時間をおって比べる」ことが最も信頼できる評価方法になります。
日本の配信会社系と海外ツール系で数値が違う理由
日本国内のメール配信会社が公表する平均開封率と、海外のマーケティングツール会社が公表する平均開封率では、しばしば数字が異なります。
これは、集計対象となっている顧客層や業種構成、そして計測基準が違うためです。
たとえば海外ツールの統計は、ニュースレターやEC、SaaSなど幅広い業種を含んでおり、日本の商習慣とはメール文化そのものが違います。
さらに、後述するiOSのプライバシー保護機能の影響で、開封が実態より多くカウントされている場合もあります。
注意:海外の高めの数字をそのまま自社の目標にするのは現実的ではありません。参考程度に留め、判断の軸は「自社の過去データとの比較」に置くことをおすすめします。
業界別・配信タイミングと開封率の傾向
開封率は、業界や配信するタイミングによっても傾向が変わります。
ここでは、一般的に語られる傾向を押さえておきましょう。

業界・リストの質による開封率の違い
業種によって、メールが読まれやすいかどうかには差があります。
たとえば、趣味・教育・非営利など「読者の関心が強く、関係性が近い」分野は、比較的開封率が高くなる傾向があります。
一方で、大量に配信される販促メールや、関心が薄い層に送られるメールは、開封率が低めに出やすいです。
ただし、業界の平均以上に影響が大きいのが「リストの質」です。
自分から進んで登録してくれた読者が多いリストは、業種を問わず開封率が高くなります。
逆に、キャンペーンの景品目当てなどで集めたリストは、業界平均より大きく下振れすることがあります。
「どの業界か」よりも「どういう経緯で登録された読者か」を重視して考えると、実態に合った判断ができます。
曜日・時間帯と開封率の関係
配信する曜日や時間帯も、開封率に影響します。
一般的には、平日の火曜〜木曜の午前中や、通勤・昼休み・就寝前など「メールを見やすいタイミング」が反応を得やすいと言われます。
逆に、休日である日曜や、深夜帯は開封されにくい傾向があるとされます。
ただし、これはあくまで一般論です。
BtoBなら平日の業務時間帯が有利ですが、主婦層向けなら日中の家事の合間、会社員向けなら夜が有効な場合もあります。
「読者の生活リズム」を想像しながら、いくつかの時間帯を実際にテストして、自社の最適解を見つけるのが確実です。
開封率の正しい測定方法と「計測の限界」
開封率を語るうえで、必ず知っておきたいのが「計測の仕組みと、その限界」です。
ここを理解しておかないと、数字を過信したり、逆に落ち込みすぎたりしてしまいます。
HTMLメールとテキストメールで計測が変わる
多くのメール配信ツールでは、HTMLメールの中に目に見えない小さな画像(トラッキングピクセルなどと呼ばれます)を埋め込み、その画像が読み込まれたことをもって「開封」とカウントします。
そのため、画像が読み込まれる仕組みが必要になります。
ここで問題になるのが、テキストのみのメールです。
テキストメールには画像を埋め込めないため、原則として開封を計測できません。
また、HTMLメールでも、受信者が画像の表示をオフにしている場合は、実際には読んでいても「未開封」として扱われてしまいます。
補足:開封率は「実際の閲覧数」と完全には一致しない、あくまで推定値だと理解しておくことが大切です。
iOSプライバシー保護以降の開封率との向き合い方
近年、開封率の信頼性を語るうえで避けて通れないのが、Appleのメールアプリにおけるプライバシー保護機能(Mail Privacy Protection)です。
この機能が有効になっていると、受信者が実際にメールを開いていなくても、システム側が先読みで画像を読み込むことがあり、その結果「開封済み」としてカウントされる場合があります。
つまり、開封率が実態より高めに出る可能性があるということです。
これはApple製品のメールユーザーが多い環境ほど影響が大きくなると考えられます。
この状況をふまえると、開封率だけを絶対的な指標として扱うのは避けたほうが安全です。
開封率は「大まかな傾向を見る参考値」と位置づけ、クリック率や実際の反応(返信・申し込み・購入)と合わせて総合的に判断する姿勢が重要になっています。
メルマガの開封率が低い主な原因
「開封率が思ったより低い」と感じたときは、原因を切り分けて考えると改善しやすくなります。
主な原因を整理しておきましょう。
- 件名が魅力的でない:一覧に並んだときに「開きたい」と思わせられていない
- 差出人名が分かりにくい:誰から届いたメールか一目で伝わっていない
- 配信頻度が適切でない:多すぎて飽きられている、または少なすぎて忘れられている
- 配信時間が読者の生活リズムに合っていない:メールを見ないタイミングに届いている
- リストが古い・関心が薄い:登録から時間が経ち、興味が薄れている読者が多い
- 迷惑メールに振り分けられている:そもそも受信トレイに届いていない
特に見落とされやすいのが、最後の「迷惑メール振り分け」と「リストの鮮度」です。
送っているのに届いていない、届いても関心を失われている、というケースは意外と多いものです。
まずは「そもそも届いているか」「読者との関係は維持できているか」を確認してから、件名などの改善に進むと効率的です。
えっ、件名を工夫する前に「そもそも届いているか」を確認するんですか?そこ見落としてました…!
メルマガ開封率を上げる具体的な方法
ここからは、実際に開封率を改善するための具体的な方法をお伝えします。
一度にすべてを変えるのではなく、一つずつ試して効果を確かめていくのがコツです。

クリックしたくなる件名・プリヘッダーの作り方
開封率に最も直結するのが「件名」です。
読者はメール一覧の中で、件名を見て一瞬で開くかどうかを判断します。
件名を作るときは、次のポイントを意識してみてください。
- 具体的にする:「お知らせ」ではなく「◯◯の新作を3点だけ先行公開します」のように内容が分かる
- 数字を入れる:数字は目に留まりやすく、内容の輪郭を伝えやすい
- 長すぎない:スマートフォンでは件名が途中で切れるため、伝えたいことは前半に置く
- 煽りすぎない:過度な誇張は開封されても信頼を失い、次から開かれなくなる
さらに、件名を補足する「プリヘッダー(受信一覧で件名の後ろに表示される冒頭文)」も活用しましょう。
件名で興味を引き、プリヘッダーでもう一押しする、という組み合わせで開封率は上がりやすくなります。
差出人名と「到達すること」を整える
件名と同じくらい大切なのが、「誰から届いたメールか」がひと目で分かる差出人名です。
差出人名が会社の正式名称だけだったり、毎回変わったりすると、読者は「知らない相手」と感じて開かない場合があります。
「屋号+担当者名」など、読者が一目で認識できる名前で統一するのがおすすめです。
また、そもそも受信トレイに届かなければ開封は始まりません。
迷惑メールに振り分けられないよう、送信元の認証設定(SPF・DKIM・DMARCなど)を整えることも大切です。
補足:これらは配信サービスによって設定方法が異なるため、利用中のツールのヘルプを確認しながら整えてみてください。
配信タイミングと頻度を見直す
前述のとおり、配信する曜日・時間帯は開封率に影響します。
まずは、自社の読者がどんな生活リズムかを想像し、いくつかのパターンをテストしてみましょう。
同じ内容でも、送る時間を変えるだけで反応が変わることがあります。
頻度についても見直しが必要です。
多すぎると「またか」と飽きられ、少なすぎると「誰だっけ」と忘れられてしまいます。
読者との関係を保てるちょうど良い頻度を、反応を見ながら調整していくことが大切です。
セグメント配信とリスト整理
すべての読者に同じ内容を一斉配信するのではなく、読者を条件で分けて配信する「セグメント配信」も効果的です。
たとえば「過去に購入した人」「特定のテーマに関心がある人」など、関心に合わせて内容を出し分けると、開封率は上がりやすくなります。
自分に関係のある内容だと感じてもらえれば、開かれる確率は高まるからです。
あわせて、定期的な「リスト整理」も検討しましょう。
長期間まったく反応のない読者が多いと、リスト全体の開封率が下がって見えてしまいます。
反応のない読者への配信を一時的に止めたり、再度関心を確認するメールを送ったりすることで、リストの質を保てます。
小さなリストでの開封率の考え方(個人・小規模事業者向け)
多くの解説記事は、ある程度の規模のリストを前提に「平均◯%」と語っています。
しかし、個人事業主や小規模事業者、個人クリエイターの方の場合、読者が数十人〜数百人ということも多いはずです。
このような小さなリストでは、平均値の考え方を少し変える必要があります。
まず理解しておきたいのは、リストが小さいと開封率が大きく上下しやすいということです。
たとえば読者が50人の場合、たった1人開封するかどうかで開封率は2%も動きます。
そのため、1回ごとの数字に一喜一憂しても、あまり意味がありません。
小さなリストで見るべきは、次のような視点です。
- 絶対数で見る:「開封率何%か」より「何人が読んでくれたか」で捉える
- 過去比で見る:先月・先週の自分と比べて、増えたか減ったか
- 数回分をならして見る:1通だけでなく、数通分の平均で傾向を掴む
- 反応した人に注目する:開いてくれた人・返信してくれた人との関係を大切にする
小さなリストの強みは、一人ひとりの読者との距離が近いことです。
数字を追うだけでなく、開いて反応してくれた人と丁寧に関係を築くことが、結果的に成果につながります。
「まだ読者が少ないから」と落ち込む必要はありませんよ。むしろ、濃い関係を作りやすい規模だと前向きに捉えてくださいね。
開封率だけを追わない。その先の成果まで見る
ここまで開封率について詳しく解説してきましたが、最後に大切な視点をお伝えします。
それは、「開封率はゴールではなく、途中の指標にすぎない」ということです。
メルマガの本当の目的は、開封してもらうことではなく、その先の行動につなげることです。
たとえば、リンクをクリックしてもらう、商品を購入してもらう、講座に申し込んでもらう、といった成果です。
そのため、開封率だけでなく、次のような指標もあわせて見る習慣をつけましょう。
- クリック率:本文中のリンクがどれだけクリックされたか
- コンバージョン率:購入や申し込みなど、目的の行動につながった割合
- 解除率・エラー率:配信解除やエラーが増えていないか(リストの健康状態を映す)
- 売上・成果:最終的にビジネスにどう貢献したか
開封率が高くてもクリックされなければ、本文やオファーに改善の余地があります。
逆に開封率が平均より低くても、開いた人がしっかり行動してくれているなら、それは良いメルマガと言えます。
数字は一つだけを見るのではなく、「開封 → クリック → 成果」という流れ全体で捉えることが、遠回りのようで最も確実な改善につながります。
開封率を数値で可視化・改善する方法(ツール活用)
ここまでお読みいただいて、「見るべき数字が多くて大変そう」と感じた方もいるかもしれません。
たしかに、開封率・クリック率・その先の成果までを手作業で追い続けるのは、負担が大きい作業です。
そこで役立つのが、集客から配信・成果までをまとめて管理できるツールの活用です。
数字を一箇所で可視化できれば、「どこがネックになっているか」を把握しやすくなり、次の一手も判断しやすくなります。
私たちが提供しているWeb集客オールインワンツール「Markle(マークル)」も、その一つの選択肢です。
Markleは、SEOブログ記事の制作やLP・ネットショップの作成、顧客管理、メルマガ配信までを一つにまとめて扱えるツールです。
サイトのアクセス状況や配信の反応といったデータを一元的に確認できるため、「どこを直せば伸びるか」を数字を根拠に検討しやすくなります。
複数のツールを横断して管理する手間を減らせるのが、オールインワン型ならではの利点です。
「ツールがバラバラで管理が大変」「何から手をつければいいか分からない」という方は、集客から配信・販売までを一本化する方法として検討してみてください。
補足:料金や最新の機能・プランの詳細は、公式サイトの案内を必ずご確認ください。


メルマガ開封率に関するよくある質問(FAQ)
最後に、メルマガの開封率についてよくいただく疑問にお答えします。
Q. 開封率が何%なら「低い」と考えればいいですか?
A. 一律の基準はありませんが、一般的な混在リストで15%を下回る場合は、件名・配信頻度・リストの鮮度などを見直す余地があると考えられます。ただし見込み客中心のリストなら10%前後でも自然なことがあるため、リストの種類とあわせて判断してください。
Q. iOSのプライバシー保護で、開封率は信用できなくなったのですか?
A. まったく使えないわけではありませんが、実態より高めに出る可能性があるため、単独で判断するのは避けたほうが安全です。開封率は傾向を見る参考値とし、クリック率や実際の反応と組み合わせて判断することをおすすめします。
Q. 読者が少ないうちは開封率を気にしなくてもいいですか?
A. 割合で一喜一憂する必要はありませんが、「何人が読んでくれたか」という絶対数や、過去の自分との比較で見ておくと役立ちます。小さなリストでは、数字よりも一人ひとりの読者との関係づくりを大切にしてください。
Q. 開封率を上げるために、まず何から始めればいいですか?
A. まずは件名の改善から始めるのがおすすめです。件名は開封率に最も直結する要素で、変更もすぐにできます。あわせて、そもそもメールが迷惑メールに振り分けられていないか、届いているかも確認しておきましょう。
Q. テキストメールだと開封率が分からないのはなぜですか?
A. 開封の計測は、メールに埋め込んだ画像が読み込まれることで判定する仕組みが一般的です。テキストメールには画像を埋め込めないため、原則として開封を計測できません。開封率を測りたい場合はHTMLメールを利用する必要があります。
Q. 開封率とクリック率は、どちらを優先して見ればいいですか?
A. どちらか一方ではなく、順番に見るのがおすすめです。まず開封率で「読まれているか」を確認し、次にクリック率で「本文やオファーが行動につながっているか」を見ます。開封率が高いのにクリックが少なければ本文側、開封率自体が低ければ件名や差出人側に改善のヒントがあります。
まとめ|平均は目安。大切なのは自社の数字を伸ばすこと
最後に、この記事の要点を整理します。
- メルマガの開封率の平均は「20%前後」が一つの目安で、レンジはおおむね15〜30%程度
- ただし数字は調査元・国・リストの種類・計測方法で大きく変わるため、他社との単純比較は禁物
- 開封率は「開封数 ÷ 到達数 × 100」で計算し、分母の違いにも注意する
- iOSのプライバシー保護などにより、開封率はあくまで推定値であることを理解しておく
- 開封率を上げるには、件名・差出人名・到達性・配信タイミング・頻度・セグメント配信・リスト整理が有効
- 小さなリストでは割合より絶対数や過去比で見て、読者との関係を大切にする
- 開封率だけでなく、クリック率・成果まで含めた全体で判断する
結局のところ、平均値はあくまで自社の数字を眺めるための物差しにすぎません。
一番大切なのは、「過去の自分と比べて、少しずつ良くしていくこと」です。
今日から件名を一つ工夫するだけでも、変化は生まれます。
数字を味方につけながら、あなたのメルマガが読者にしっかり届き、成果につながっていくことを願っています。
数字の管理が大変だと感じたら、集客から配信・成果までを一本化できるツールを味方につけるのも一つの手ですよ。